入選

Water Tree House

下田 康晴

広島大学 大学院 社会環境システム

共同制作者/西川 佳香

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21世紀のサステイナブルな住居として、植物を建築のモデルとした住居「ウォーターツリーハウス」を提案する。この「ウォーターツリーハウス」は、植物としての木の営みをメタファーとすることで、自然の循環の中で建物自らがエネルギーを自給自足し、自らのエネルギーの循環の中で快適な環境をつくりだす。また同時に、ひとつひとつの住居が外部の環境に応答しながら微気候を発生させていくというこのメカニズムは、住居単体としての枠を超えた外部環境を生み出すという開かれた住居を意図している。単体としての閉じた住居ではなく環境体としてあり続けるこの住居は、新たなまちをつくりだすことで、住居としての枠組みを超えて、様々な使い方を喚起する。そして常に使われ続けることで建築としての在り方も、さらには都市環境をも循環させていくことができるということがサステイナブルな住居のあり方としてふさわしいのではないかと考えた。