優秀作品賞

SOFT CAVE

宮本 一志

神奈川大学 大学院 工学研究科 建築学

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生活空間に溢れる人、物は空間とは関係なく存在する。空間とは切れた存在。ここでは、それらを内包する、柔らかい有機的な壁を持つ住空間を提案する。
<SOFT CAVE>
この空間の領域をつくっているのは、スポンジ状の有機的な壁である。壁をフラットではなく有機的な形状にすることで、 スポンジの厚さに変化をつけることができ、使い手が収納させる場所など、壁からアフォードされる空間とした。 また照明によってこのスポンジの壁は照明体となる。それにより収納された物は空間内にシルエットとして浮遊し、物が空間内の図から地の一部へと変化していく。
<素材>
素材は多孔質セラミック製スポンジ。この素材は開気孔率が高く光りの透過性が良い。酸化チタンをコーティングすることで、 紫外線だけではなく蛍光灯でも高効率な防汚効果を持つ素材である。