作品賞

MELT SCAPE

山崎 正登

神戸芸術工科大学 大学院
総合デザイン

共同制作者/松井 健

01-1.jpg

日常の様々な行為は「移動」と「停滞」の2つの状態に分類される。 従って今回の新たなドメスティック・ランドスケープは、移動と停滞の2つの状態から生み出される。
移動においては主観的にその最中、様々な状況や事柄は相互に融解し合い、連続する風景の流れの中で 無意識のうちに均質として認識される。従って停滞においては、コトやモノの間を融解する「陽炎」を場に設定する事で、 移動における主観的なモノやコトの見え方を、自然発生的な相互主観関係にする事のできる場が現れる。
停滞という状態を、場にゆらぎを生む陽炎を発生させるための行為として扱う事で、コトやモノの境界線が曖昧になり、 主観だけでなく客観においても均質が認識される。
このように、移動と停滞における主体と客体の相互関係の「間」の融解により、表現ではなく、表情としての新たなメスティック・ランドスケープを提案する。