佳作A

Basement City

渡部 総一郎

フリーランス

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斜面住宅地の基礎を、パブリックな動線空間としてつなぐことで、バリアフリーなひと繋がりの回廊を提案する。計画地は横浜市のある斜面住宅地。本提案では既存の空家を解体し、基礎の土を取り除き(再利用)、その跡地に緩やかなスロープと小さなエレベーターを備える住宅兼公共空間を点在させ、斜面底部と頂点を車なしで歩いてまわれる動線を通す。これまで動線としてはあまりに急勾配で狭隘な坂路地は位置エネルギーを利用したサスティナブルなコミュニティスペースとして生まれ変わる。住民の生活圏は拡張し、やがてひとつながりの基礎空間は斜面地で生きるための生活基盤となる。