佳作

Zipper door  裁縫と建築の扉

竹内 健司

京都工芸繊維大学 大学院
工芸科学研究科

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この扉は柔らかく布のようなものででき、その1つ1つは小さい。その布をジッパーによって繋いでいくこと
で様々な大きさ、形、色の扉が、また様々な用途で利用可能な扉を作り出すことができる。ジッパーは既製のも のを利用することで簡単に柄やパターン、用途を変えることができ、布部分は様々な素材を多用すること、例え ばメッシュ素材を利用して光や風を通したりすることができる。つまり自由に窓も作れる。また大きさはどこま でも大きくすることが可能であり、さらに柔らかさを利用すれば形も変形できるのである。布を利用するので汚 れたら洗ってまた使うこともできる。様々な素材や色を組み合わせ、既製のジッパーを利用して扉を作るため、 専門家でなくとも気軽に裁縫程度の技術でできるのである。また食器棚のような小さなものから、体育館のよう な大空間まで仕切ろうと思えば可能である。裁縫の技術を建築に取り込む、裁縫と建築の扉である。