優秀賞

街灯の下のピアニスト

佐藤 康行

東京理科大学 大学院
理工学研究科 建築学専攻

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近年、ホームレスの人たちの居場所が強制撤去されたり非人道的な迫害が起きています。彼らの声は世の中には届かず、言論・表現する権利の余地を与えません。しかし生きる権利とその尊厳を賭けた彼らはデモを起こすなど、日々自己表現の場を求めているのは確かです。中産階級から転落した貧困層がすべての見解そ検閲されたり規制されることもなく表現することのできる場の提案です。外部に向かって思想・意見・主張・感情などを表現したり、発表することができます。表現の自由は個人におけるそうした自由だけでなく、報道・出版・放送・映画の自由も保障されています。しかし貧困層の言論・表現の自由は守られているようには思えません。そんな社会からかき消された声を拾い上げるべく、人生を表現できる権利を守り、社会進出することの望みを捨てない人たちへのすべての弾圧、抑圧からの解放と、人類は皆自由で平等であることの象徴となる場、台座を設計します。