佳作 D

街を所帯する欲望の住処

山口 薫平

東京理科大学大学院
理工学研究科 建築学専攻

皆が等しく貧乏になる国、日本。その難題を解くカギは低欲望社会にあるのではないか。
私の提案は、従来の家の枠では収まりきらない住人の肥大な欲望を過剰に形態化し、家として街に分化させるというものだ。起きたら、極上のコーヒーを楽しみたい、自家菜園に囲まれて将棋を打ちたい、書棚にはさまれて巨大なスクリーンで映画を投影したい、街を眺望しながら、湯につかりたい、わがままとも言える欲望の家たちは街の残余空間を贅沢に使いこなすように実現される。それは、街を所帯している感覚すら覚えさせる傲慢な住処であり、中産階級の人々に野心と欲望をもたらす明日への希望に満ちた理想郷なのだ。

2021年(令和3年度)

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