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4等賞

移動する森
ー100時間だけ現れる祝祭の街路ー

高橋 玄

東京大学 大学院 新領域創成科学
研究科 建築意匠

共同制作者/高野 菜美

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樹々が住宅街の路地の一角に群がって森をつくり、数日間そこに逗留します。そして、また別の場所へ移動し逗留します。森が逗留した路地では祝祭的にコミュニケーションが生まれ、森がきっかけとなり近隣との交流が生まれます。常に存在する空間ではなく、非日常の空間にこそコミュニケーションのきっかけはあり、そのきっかけをつくっていくことが新しい公共空間の役割であると考えます。
一見すると公園や並木の整備にも見える本提案は、それらに時間軸を与えることによってこれまでの公共空間とは全く異なる意味を持った公共空間であるといえます。

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