3等賞

水の庭

古賀 夏実

横浜国立大学 工学部 
建設学科

共同制作者/速水 将平

01-1.jpg

10年後、全国の浄水場は更新記を迎えます。老朽化した浄水場のいくつかは取り壊され、都市の空白地として取り残されていきます。
 そこで、浄水場の代わりとして大きな屋根を提案します。環状の屋根は水を集め、浄化し、地域の新しい水源へと生まれかわります。普段はリング上に点在したプログラムがあることで、この場所は様々な活動が起こっている地域の大きな庭になっています。浄水場の跡地であるこの土地は、雨が降ると水の庭になります。そこでは、水によって境界が作られ、その存在を感じることで、浄水場があったこと、この施設が中水道の施設としての役割を果たしていることが感じ取れるような場所になります。
 今まで閉じていた浄水場がなくなった時、その場所は新しいインフラ施設となって街に開かれていきます。