奨励作品

大きい家

小川 泰輝

九州芸術工科大学 芸術工学部 環境設計学科

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夜空に瞬く星々は、何億光年もはるか遠くから、はるか昔に放ったであろう光を私たちに届けている。ほとんど0秒で届く光から、1秒、10年、何光年で届く光までが同時に地球上に存在している。
本提案では、さまざまな距離感を混在させることにより、場所の固有性を不安定化させ、拡大しようとしている。外部と内部、内部対内部、内部から内部を抜けて外部というような関係を、もの凄く長いチューブ状の出窓でつくろうとしている。光、空気、機能などを介して、この長大な出窓はこの小さな二人のための家を豊かにするだろう。