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準優秀賞

器の森 -Utsuwa no Mori-

平川 慧亮

北九州市立大学 大学院
環境工学専攻

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Concept
建築を緑化することは建築が人間だけの住処でなくなることを意味するのではないだろうか。
そこで、植物を植える事と建築を計画すること同時に考える。
器の「表」を植物の住処として計画した。
湾曲の形に植物が集まり、森のような景色が現れる。
器の「裏」は大地の間に潜り込むような人の住処をつくる。
自然だけの景色でも、建築だけの景色でもない、自然と建築の間のような景色を作り出す。

Form Image
器には「表」と「裏」の空間がある。
「表」は包み込むような空間。
「裏」は外に向かって開放するような空間。
器を境界にして植物と人の住処が表裏一体となるような建築。

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