top of page

準優秀賞

動的平衡の暮らし

額賀 俊成

東京大学 大学院
工学系研究科 建築学専攻

01-1.jpg

自然が切り離され人工物で囲まれた現代都市に、植物と人間生活が相互に影響を与え合い、保たれる動的平衡のもとで、自然と人間の関係性を取り戻す豊かな建築を考える。
0、初期条件:場所ごとに異なる厚みをもった土の屋根を設える。熱容量が場所ごとに異なり、暖まりやすく冷めやすい、暖まりにくく冷めにくい、といった環境のゆらぎが生まれる。屋根に植物は育ち、屋根の下部で人間の生活が営まれる。1、人間生活のパラメータ:時間や季節によって使われる場所が変化し、それによって室の温度と上部屋根の土壌温度が変わり、植物の育成環境にゆらぎを与える。2、植物のパラメータ:時間や季節によって植物の様相が変化し、屋根に直接あたる日射量が変化する。土壌温度、下部の室温度が変わり、人間の生活環境にゆらぎを与える。初期条件のもとで、これらが絶えず相互に影響し合いながら、両者にとって良好な環境を作り出していく。

bottom of page