入選

URBAN HOUSING

雨宮 廣明

日本大学 大学院 理工学研究科 建築学

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日本の都市政策や都市デザインを大きく拒んできたのは明治以降促進されてきた土地私有制度である。 土地所有への執着心が20世紀に作り出された都市の景色である。土地空間への新たな価値を見出さない限り、日本の都市は大きくは変わらないだろう。 しかし、現在は自己資産拡大型から経済力が許す限り、いかに現在の都市生活を楽しむかという価値観が生まれはじめている。 こうした中で新たな都市居住モデルが必要となってくるのではないか。そこで、私は膨大なプログラムを内包し肥大化した渋谷を20世紀を代表する日本の都市とみなし、 自己完結したビル群によって構築された街区の上部に新たな都市居住空間の提案をする。ここでは、既存のペンシルビル群によってできた起伏を20世紀の都市のランドスケープとして読み替え、新たなコミュニティを創出する住空間としてサステイナブルデザインをする。