奨励賞

Re Light House

安田 星香

福井大学 工学部 建築・都市環境工学科

08-1.jpg

「もういちど灯す(Re Light) 灯台(Light House)」

灯台は航路標識として主に岬にいる「働きもの」です。
しかしGPSの登場によりその存在意義が問われ、約400基の灯台の廃止・撤去が進められています。

また、灯台は人の為に作られた人工物でありながら、自然と調和し美しい風景の一部として溶け込んでいます。
つまり灯台は風景をつくる表現者という意味でも「働きもの」と言えます。

この灯台の住宅は、滅びゆく灯台の存在を見直し、海と陸、そして地域と人をつなげる家として誰でも楽しめる、画家の家・ギャラリーとしました。将来的には画家の作品が残って灯台全体がギャラリーになり、住人が変わっても生活の光があることで、灯台は内側からも働き(表現し)続けます。

そして、灯台自身が雨水活用と発電をすることで、厳しい環境や立地の既存の灯台でも再活用できます。
さらに、余った電力を地域の人々に分配することで、海に光を灯す灯台は地域住民の生活にも光を灯すのです。