入選

A Box with 100 LAYOUTS

Samuel Tan

北海道大学 大学院 工学研究科 都市環境工学

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住居には、構築(誕生)し、躍動(生活)し、衰退していくという人類の営みに似たライフステージが用意されている。 その流れの中で構築と躍動においてサステイナブルの質の向上が図れるかによって、衰退の訪れを遅らせることが可能である。サステイナブルな住居は自然現象などの 巨視的な面と素材、有用性、住居自身のデザインなどの微視的な二面について考えなければならない。 25年以上の耐えうる住居は、居住者自身の変化し続ける環境・心境も考慮しなければならない。 本来、その都度、生活様式が変化しなければならないが、現在の状況においての居住者の選択肢は諦めるという消極的な解決か、建て替えや引っ越しなどとても体力、 エネルギーのいるものである。この問題に対して、プラグ・プレイシステム住居で解決を図る。この住居は100種類のレイアウトに耐えうる可動壁を持ち、 それは居住者が体力、エネルギーを加えずに意志通りに劇的に変化するのである。