秀作

シャル・ウィ・ハウス

坂本 真希

崇城大学 大学院
建設システム開発工学専攻

共同制作者/大城 翔茂

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今回提案する「シャル・ウィ・ハウス」は、住人の生活の中から電気を作る住宅である。
近年、技術革新が目覚ましく、ワンタッチですべてが完了する装置や、指示がなくともAIが判断して動く仕組みなど、夢のような技術が次々と実用化されつつある。しかし、私たち人間が「出来る事」さえも機械に任せることが当たり前になっており、それだけではなく「スタイリッシュ」や「最先端」と積極的なものと受け取られている。このままでは、いつか、私たちの暮らしを、誰が暮らしているのかわからない時代が来るのではないだろうか。「働きもの」が「お節介もの」になりつつある現代で、現代の技術を人の進歩にも取り入れていく仕組みを住宅との関係の中で作りたいと思った。今後の「暮らし方」への理想も込めて、人間の感覚的に感じ取りやすい方法で住宅と手と手を取り合い、力を生み出していく仕組みを、間取り・回転扉・「住宅の手」によって表現した。