作品賞

つかわれている光景

南 俊允

東京理科大学 大学院 理工学研究科
建築学

08-1.jpg

今日まで、ものの現われ方への対処は気積の大きさによって保たれていた。 ただしワンルームにおいては室内のものがすべて室内の風景に表出し、その総量を体感するため人は雑多さを感じてしまう。
この室内においては、空間的にはつながりながら、視覚的には部分的に分けられることで、室内におけるものの雑多さを回避している。 収納またはその類いにものを納めたり人の生活に規律を与えるのではなく、ものがある一定距離をおいて配され、使われている状態でそこに存在している。 人が常にものを使いながら生活している状態、楽しく人とものが同在する室内風景をつくる。